WordPressの初期設定・サイト制作する際にやったことリスト【エックスサーバーを使いました】

エックスサーバーには「WordPress簡単インストール」の機能があるので、特に苦労なくWordPressを始めることができました。

WordPress~最初にやることリスト~のアイキャッチ画像

ブログを独自ドメインとWordPressで始めようと思った人に向けて、エックスサーバーを用いた場合の「初心者がWordPressでサイト制作する際にやったことリスト」を書いていきたいと思います。

いつかまた自分自身も別のサイトをゼロから作成するかもしれませんので、この記事は備忘録としての意味もあります。

WordPressをインストールする前にサイト作成の下準備

まず、サイト名を考えます。

smile-miraru
みらる

サイト名はブログで書きたいことがわかりやすい名前や、サイト運営者の名前を付けるパターンを良く見かけますね。

rumba-suit 
るんば

当サイトの場合、「みらる」と「るんば」がしゃしゃり出てくるサイトなのでサイト名が「みらるんば」になりました。

sad-miraru 
みらる

最初は右も左もわからなかったので、いろんな人のブログタイトルを見たり調べたり必死でした。

「みらるんば」は特にブログの内容がわかるようなものではありませんが、短く覚えやすいものにしたかったので、結構気に入っています。

もし、サイトを特定のジャンルに絞って作成したい場合は、そのジャンルを象徴するキーワードを含むサイト名だとユーザーにとってありがたいですね。

このように様々な観点からサイト名を考えることは重要だと思いますので、充分に検討することをおすすめします。

ドメインの取得やサーバーの契約

私は、お名前ドットコムでドメイン取得・サーバーはエックスサーバーのパターンと、ドメインもサーバーもエックスサーバーで契約するパターンのどちらも経験しました。

セキュリティ面でもエックスサーバーは安心感があると思ったので選びました。

また、エックスサーバーを契約すればドメインが無料というキャンペーンがあり、とてもお得で簡単だったので満足しています。

whois情報公開代行

お名前ドットコムでドメインを取得する際はwhois情報公開代行無料キャンペーンをやっている場合、whois情報公開代行にチェック入れることを忘れないようにしましょう。

whois情報公開代行無料キャンペーン中のドメイン取得時にwhois代理情報公開を入れ忘れると、毎年約1000円程、別途費用がかかるので要注意です。

whois情報とは、公開の義務がある「ドメインを持っている人の連絡先等の情報」のことです。

ドメインを持っているのが企業であれば住所・電話番号を公開しても大丈夫でしょうけど、個人でブログやサイト運営をする際は、そういった情報を公開されたくないですよね。

そこで、whois情報公開代行のサービスを設定しておけば、自分の持っているドメインでも「ドメイン登録サービスの会社」の住所や電話番号を代わりに情報公開してくれるというわけです。

sad-miraru 
みらる

サーバーの契約やドメイン取得には、自己アフィリエイトで代金をお得にできますので、ぜひ活用しましょう。ちなみに私は、自己アフィリエイトの存在を後から知ったパターンです・・・

お名前ドットコムやエックスサーバーの他にも、ムームードメインやさくらサーバーなど、多くの人に支持されている会社のサービスがありますので、事前にメリットや料金を比較して決めるのが無難です。

サイトのワイヤーフレーム作成

ワイヤーフレームとはWEBサイト制作において頻繁に出てくるキーワードなのですが、サイトのデザイン案となるコンテンツの内容や位置などを記した設計図のようなものです。

ワイヤーフレームを作成するには、メモやノートなどの紙でも、ExcelやPhotoShopやIllustratorでも、なんでも良いです。

見える形で、頭の中に思い描いているサイトのデザインを表現しておくことで、後にWordPressでのサイト制作の役に立ちます。

Instagram・twitterなどSNSのアカウント開設

サイト運営者としてのSNS新規アカウント開設もやっておくと良いと思います。

すでにSNSでフォロワーが多数いるアカウントをお持ちであれば、そのアカウントで「サイト(ブログ)始めました」と投稿するだけでたくさん見に来てくれると思います。

SNSで「ブログ更新しました」と発信することで、そこからアクセスが増えることもあるので、SNSの活用は重要です。

エックスサーバーでやることリスト

多くのブロガーがWordPressの初期設定について書いてくれています。

初心者の私にとっては何からやって良いのかわからなかったので、右往左往しました。

いつかまた新規でサイト制作をするときも下記の項目をやっていくつもりなので、やることをリストアップしておきます。

※簡略化したリストなので、各項目の詳しい手順は該当キーワードで検索してみましょう。

エックスサーバーのサーバーパネルの管理画面でWordpress簡単インストール

WordPressのログインIDの設定でadminにするのはやめましょう。

セキュリティ上、ログインIDをドメイン名やSNSのアカウント名にするのもおすすめできません。

エックスサーバーで常時SSL化

常時SSLとは、簡単に言うとサイトの通信が暗号化された状態のことで、ドメインがhttpsで始まるものは常時SSL化されているものです。

httpで始まるドメインは常時SSL化されていないので、ブラウザで見た際に「保護されていない通信」と表示されてしまい、ユーザーに不安感を与えてしまいます。

サイトを立ち上げた時期なら割とスムーズに作業できるので、サイト制作初期段階か常時SSL化しておきましょう。

エックスサーバーのサーバーパネルでhtaccess.編集

・httpsの301リダイレクト設定。

・index.htmlの301リダイレクト設定。

常時SSL化の続きですが、ユーザーがhttpでアクセスしてきた時にhttpsのほうにつながるように301リダイレクトの設定をする必要があります。

同じくindex.htmlも301リダイレクトの設定をしておきましょう。

WEBサイトのトップページは、https://○○.comとhttps://○○.com/index.htmlのどちらでも表示される仕組みになっています。

しかし、両方表示可能な状態のままでは、サイトが2つある状態と認識されてしまいます。

片方が、もう一方のコピーサイトとみなされ、評価や検索順位に影響することもあります。

なので、index.htmlを無しの状態にするため、301リダイレクト設定は行っておくと良いでしょう。

サブドメインでテスト環境をつくる

・サブドメインでWordPress簡単インストール。

・サブドメインのテスト環境にBASIC認証のアクセス制限を設定する。

エックスサーバーのサーバーパネルにあるサブドメイン設定でサブドメインを追加し、こちらもWordPressをインストールして、テスト環境をつくっておくと便利です。

サイトの本番環境を直接いじるとサイトのレイアウトが崩れたりして焦ることもありますので、テスト環境で試行錯誤してチェックしてから本番環境に反映させるのが良いでしょう。

テスト環境は他のユーザーや検索エンジンに見られないよう、パスワードをかけてアクセス制限を設けましょうね。

エックスサーバーのサーバーパネルでPHP.ini設定変更

・max_execution_timeをデフォルトの30から100くらいに変更。

WordPressで外観のカスタマイズしようとした際にエラーが出てうまくいかなくて、調べて色々試した結果、これでうまくいきました。

WordPress管理画面でやることリスト

URLをhttpsに直す

WordPressの管理画面の設定→一般のところにあるサイトアドレスもWPアドレスも両方httpからhttpsにします。

一旦ログアウトしてしまいますが、ログインし直せば大丈夫でした。

サイトアドレス(URL)をwpなしにする

WordPressアドレス(URL)は末尾にwpが付いたままにしておいてください。絶対に。

サイトを公開しないプラグインを使う

・プラグインWP Maintenance Modeをインストール。

これで万が一サイトURLにアクセスしたユーザーがいたとしても、メンテナンス中やサイト準備段階やcoming soon!などの文字を表示しておくことができます。

サイトの構築が完成し、セキュリティ面を強化した後にWP Maintenance Modeをアンインストールしましょう。

そして、WordPressの管理画面の設定→表示設定→「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外します。

そうすれば、完成したサイトが検索エンジンにクローラーされるようになります。

記事投稿のパーマリンク設定

設定→パーマリンク設定→共通設定をカスタム構造にしました。

カスタム構造でタグの順を%category%/%postname%にして、投稿記事のURLがスッキリ見えるようにしました。

その他にやったことリスト

・サイトタイトルのロゴをつくってWordPress管理画面のカスタマイズでロゴの設定をする。

・カテゴリーにスラッグを設定(ドメイン/カテゴリ/投稿名や数字が理想的)。

・カテゴリーの階層分けとタグの設定。

・フッターにコピーライトを記載する。

・サイトマップ、プライバシーポリシー、プロフィールなどの固定ページをつくる。

・ヘッダーのナビゲーション(グローバルナビゲーション)のカスタマイズ。

・フッターのナビゲーションのカスタマイズ。

・function.phpにユーザー名を出さない記述をし、投稿者のアーカイブのページを無効にし、トップページへリダイレクトさせる。

エックスサーバーとWordPressの初期設定は上記の流れで設定しました。

私は完全な初心者でしたが、調べて一旦やるべきことをリストアップして実際にやってみたら理解が深まりました。

後は、WordPressで必要なプラグインを数個インストールして、エックスサーバーのWAF設定なども活用して、セキュリティ面を強化していく流れになります。

プラグインについては実際に使って便利だったものを別の記事にまとめたいと思います。

サイトが公開できる状態になったら

・公開しないプラグインをアンインストール。

・WordPressの設定→表示設定→「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外す。

これを忘れないようにしましょう。